2024年02月16日

車検の予約はいつするのが正解?車検の方法による違いや注意点を解説!

車を持っているなら必ず受けなければならない車検は、費用や検査のための時間が必要であり、できる限りスムーズに終わらせたいと考える方が多いのではないでしょうか。そのためには車検の予約を確実にすることが必要ですが、予約の取り方や最適な時期など意外に知られていないこともあります。そこで今回は車検の予約について詳しく解説します。

1. 車検の予約について

車検は有効期限があり、満了日を過ぎると公道を走ることはできません。満了日直前の場合間に合わないこともあるため早めに予約をしておく必要があります。

1-1. 車検の予約は必要?

ガソリンスタンドや車検の専門店の場合予約なしで行っても空いていれば車検を受けられるでしょう。 しかし土日や長期休暇の前など時期によって混むときは空きがないことが予想されます。 また予約ができても待たされる時間が長くなる可能性が高く、休みの時間を無駄にしないためにも予約を済ませておくことが大切です。車検を受ける方法はユーザー車検と車検業者の2種類あり、ユーザー車検の場合は必ず予約しなければなりません。

1-2. ユーザー車検で受ける場合

車の使用者が運輸支局または軽自動車検査協会に車を自ら持ち込んで車検を受ける方法です。通常業者に依頼して点検してもらう部分をユーザー自身でする方法です。ユーザー車検は、車検基本料がかからず、車検業者に依頼するよりもかなり費用を安くできます。その代わり、自分で車の整備をしなければならず知識や経験、事前準備が必要です。受付も平日の日中のみとなるため、予約をとりにくく不便に感じる方も多いでしょう。また車検に通らなかった場合、もう一度車検を通さなければならなかったり、修理を依頼したりしなければなりません。 ユーザー車検の予約は、普通自動車の場合は自動車技術総合機構の「自動車検査インターネット予約システム」、軽自動車は軽自動車検査協会の「軽自動車検査予約システム」からそれぞれ予約できます。軽自動車は電話予約も可能です。普通車・軽自動車どちらも予約システムはじめて使う場合はアカウントを作成する必要があります。

1-3. 車検業者で受ける場合

カー用品店やディーラー、ガソリンスタンド、整備工場などに依頼します。いわゆる車検というとこちらの方が主流で、ユーザー車検と比較すると自分がやらなければならないことは減りますが費用はその分かかります。価格を抑えたい場合は複数の業者に見積りを依頼し比較しましょう。 はじめに条件が合いそうな店舗を絞り、見積もりを依頼します。店のホームページまたは電話で予約しますが、日常的に車を使っているという方は代車についても早めに相談しておきましょう。予約はホームページからだけではなく、複数の車検業者の中から条件に合うものを探せる予約サイトからもできます。その際は地域や条件(日曜・祝日対応など)を入力して絞り、相談がある場合はここで問い合わせておきましょう。その後見積もりのために車両を持ち込みます。 インターネット上の情報だけでも見積りは出ますが、より正しい金額を知りたいのであれば実車を見てもらって見積ってもらうのがおすすめです。複数候補がある場合は、同じ条件で見積りを依頼し比較検討して決定し車検日を予約します。

2. 車検はいつから予約できる?

車検の満了日が近づいてきた場合、車検の予約はいつからできるのかについて解説します。

2-1. ユーザー車検の場合

ユーザー車検の場合、インターネット上で予約できるのが車検日の14営業日前からとなっています。業者に依頼する場合と異なり、必ず予約しなければなりません。なお車検は全国どの運輸支局で受けてもよく、希望日を動かせないという場合は住んでいる地域の運輸支局でなく、別の地域で受ける方法もあります。

2-2. 車検業者の場合

車検は満了日前であればとくに期限は決まっていないため、自分が好きな時に受けられます。ただし早すぎる(満了日より30日以上前)と次の車検までの日にちが短くなります。そのため、一般的には満了日の1ヶ月前から予約など準備することが多いでしょう。

3. 車検のスケジュール

車検を問題なく行うには余裕のあるスケジュールですすめましょう。車検は場合によって修理が必要になることもあり、予想外に時間がかかることもあります。満了日までに車検を完了できるように予定を組みましょう。

3-1. 満了日が近い場合

満了日近くになって車検を受けると場合によっては車検切れになってしまうことがあるため注意しましょう。3月や9月の決算期は店が繁忙期で希望日に予約できない可能性があります。また、部品の取り替えが発生した場合在庫がなければ、取り寄せとなり満了日までに終わらせられないこともあるでしょう。車検に要する時間はディーラーでは2・3日から1週間、車検専門店や指定整備工場では数時間〜1日程度です。満了日まで余裕がない場合は車検専門店や指定整備工場での車検がおすすめです。

3-2. 車検のタイミング

車検のタイミングとしておすすめなのは満了日の1か月ほど前ですが、時期により予約が希望通りに取れないこともあるため、予約は満了日の2~3か月前に済ませておくのがおすすめです。たとえば満了日が7月1日の場合は4月1日くらいから依頼先を探しはじめるとよいでしょう。

4. まとめ

車検は満了日を過ぎると公道を走れなくなるため期限を厳守しなければなりません。満了日の直前に車検をする場合希望通りに予約が取れなかったり、修理に時間がかかって満了日までに終わらなかったりする可能性があります。車検は余裕を持ったスケジュールで行いましょう。 「株式会社 REFFECT」は自動車のカスタム・ドレスアップから整備・塗装、車検までクルマの専門店ならではの知識と技術を活かし幅広く対応、きめ細かなサービスであなたの安心カーライフを支えます。クルマのことなら何でもお気軽にご相談ください。